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楽天モバイル無料サポータープログラムに関する記事第2弾です。
前回の記事で何とか開通したのち、1か月間使ってみたので他社との速度比較と使用感についてまとめてみたいと思います。
1.他社との速度比較テスト
(1) テスト条件
今回速度テストをした条件は以下の通りです。
場 所:名古屋市内
端 末:OPPO RenoA
検証方法:google インターネット速度テスト
比較対象:①biglobe mobile(プランA)
②biglobe mobile(プランD)
③softbank
配点方法:時間帯別の下り、上りごとに速度比較。
時間帯別で下り、上りごとに比較し1位に4pt、2位に3pt、3位に2pt、4位に1ptを配点し合計得点でランキング化。
例)休日8時30分の下り
1位softbank(4pt)、2位biglobe(au:3pt)
3位楽天(2pt)、4位biglobe(docomo:1pt)
(2) テスト結果
上記の条件でテストを実施した結果以下の通りになりました。(オレンジ色が1位、水色が4位)
■1位:softbank
下り、上り、総合部門のすべてでsoftbankが圧勝となりました。12項目中6項目で1位を取っているのはさすが3大キャリアといったところでしょうか。
■2位:楽天モバイル
気になる楽天モバイルは下り、上り、総合部門のすべてでsoftbankに次ぐ2位となりました。時間帯別で1位をとったのは2項目と少ないものの、全体的に2位をとっている項目が多かったことが総合得点を押し上げている要因です。平日のお昼休みは下り、上りともに1位をとっているのは無料サポーター期間中ということもあり混雑が少ないことが功を奏したのでしょうか。とはいえ全時間帯で十分に速度がでていることが分かります。
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■3位:biglobe mobile(au)
biglobe mobileのau回線が第3位となりました。上りの成績が足をひっぱったように見えます。ただ総合得点は27ptと2位の楽天モバイルの31ptと非常に僅差となりました。格安SIMにしては十分頑張っているのではないでしょうか。
■4位:biglobe mobile(docomo)
biglobe mobileのdocomo回線が最下位の第4位でした。12項目中8項目で最下位をとっており、ほかの回線と比べて明らかに結果が悪かったです。特に平日のお昼休みはまともに使えたものではないレベルに。
2.実際の使用感
(1) データ通信
他社との速度比較結果の通り、データ通信に関しては速度が十分に出ており快適に運用ができています。今のところデータ通信が途切れるようなこともありません。外出先で快適に動画を見ることができるので子供も喜んでいます。
(2) 通話
通話に関しては「不安定」の一言につきます。ほかの方も多く指摘していますが、以下のような症状が発生しています。
- 通話中に声が途切れる
- 部屋、階を移動すると切れてしまう
- 発信しても正常にコールしないことがある
メイン回線として使うには正直厳しい品質です。通話するたびに「今回は問題なくつながるかな?」「途切れないかな?」と考えてしまうので、プライベートはもちろん、仕事で使うなんてもってのほかです。私はサブ回線として新規契約したので良かったのですが、MNPしてしまった方は相当不便に感じているのではと思います。
(3) その他
その他、不便に感じているのはSMS認証に利用できない点です。いくつかのアプリで試しましたが本人確認のSMSが届きません。調べたところ同様にpaypayやuberに登録できないといった情報があり、不具合のようです。こちらは早急に改善してほしいところです。
3.まとめ
通信速度はそこそこ出ているものの、全体的に不安定で修正しながら運用しているという感じが強いです。現状では安定感が格安SIMにも完敗しているので、メイン回線としての利用はできないクオリティです。とはいえサービス開始時には全く使い物にならなかったmy楽天モバイルアプリが正常(まだレスポンスは悪いですが・・・)に利用できるようになったりと、この1か月間でいくつか改善された点もあるので、今後のサービス改善に期待したいです。正式サービス開始までにはキャリアとして安心して利用できる環境になっていることを願います。
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